捌きどころの手応えは。。

王将戦/第2局・一日目「豊島八段、穴熊の堅陣。。久保王将が封じ手」

【 一日目終了図・59手目▲8六歩 】

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本日、佐賀県にて行なわれました
注目の第67期王将戦7番勝負/第2局・一日目は
上図59手目の局面で、久保王将が次の手を封じて
明日の二日目へ指し掛けに。。

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序盤の駆け引きの末、久保王将は「四間飛車」投入。
居飛車の豊島八段はガッチリと「穴熊」の堅陣を敷く展開に。。

持久戦模様の進行から
久保王将が角交換を仕掛け、その流れで桂馬も捕獲すると
豊島八段は強く8筋の歩を突き出し、後手の攻めを催促します。。

さて、久保王将の「封じ手」は何か。。

後手は頭の丸い桂馬に歩を突き立てられている以上
代償となるべき攻めの手が必要となりますが、本命はやはり
最も自然な△9七桂成。。

金銀が連なり横が強固な「豊島穴熊」の攻略は
上空から、そして端からが常套手段となりそうで
△9七桂成~▲同香に△5四角が狙いの一着でしょうか。。

他には桂馬を見捨てて△9六歩の突き出しも有力で
どちらにしてもしばらくは後手が主導権を握りそう。。

豊島八段は遠くて堅い「穴熊」の特徴を活かして
どこかで切り返し、勝機を逃さず掴みたいところ。。

明日は決着の二日目。
開始直後の攻防が本局の流れを決めそうです。。

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