受けるにしても。。

王将戦/第6局・一日目「端の圧力。。封じ手は郷田王将」

【 一日目終了図・53手目▲1九飛 】

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本日、静岡県浜松市で行なわれました
注目の第66期王将戦7番勝負/第6局・一日目は
上図53手目の局面で、郷田王将が次の手を封じて
明日の二日目へ指し掛けとなりました。

王将戦/第6局の棋譜中継はこちら
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久保九段が「向かい飛車」を投入すれば
郷田王将は居飛車で迎え撃ち、開幕から6局連続で
戦型は「対抗形」に。。

タイトルのゆくえの懸かった大一番らしく
慎重な上に慎重を重ねた駒組みが飽和点を迎えると
久保九段が満を持して飛車を1筋に振り直したところで
郷田王将が長考に入り、そのまま次の手を「封じ手」に。

すでに桂馬が跳ねており、1筋の利きが薄い上に
後手陣は3筋に駒が詰み上がり、郷田玉の逃げ場のない
この瞬間を狙った、久保九段の飛車回り。。

さて、郷田王将の「封じ手」は何か。。

とにかく数で負けている1筋に援軍を送らなければ。。
ということで考えられるのは、△2三玉か△2三金の二択。
代えて△4ニ銀としても玉の脱出経路は確保できますが
しかしそれでは次の瞬間、▲1五歩が飛んできそう。。

いずれにしろ後手は自陣に手入れが必要で
現局面は先手がペースを握っているように感じますが
果たして、郷田王将の構想やいかに。。

明日は決着の二日目。
開始直後の攻防から目は離せません。

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