間抜けを越える熱闘を。。

王将戦/第1局・一日目「郷田王将攻勢へ。。封じ手は久保九段」

【 一日目終了図・41手目▲4五桂 】

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本日、静岡県にて行なわれました
伝統の第66期王将戦7番勝負/第1局・一日目は
上図41手目まで進行し、久保九段が次の手を封じて
決着の明日へ指し掛けとなりました。

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【 下図は19手目▲3三角成 】

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戦型は久保九段が「ゴキゲン中飛車」を投入。
郷田王将は「超速▲3七銀」で迎え撃ち、大方の予想通り
居飛車党と振り飛車党の威信を懸けた対抗形となりました。

双方、まだ玉の囲いも定まらぬうちに
久保九段が飛車先5筋の歩を突き合わせた、次の瞬間
郷田王将は角交換を敢行し、そのまま攻勢を強めます。

【 一日目終了図・41手目▲4五桂 】

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長考を繰り返しながら、攻め駒を厚くする
郷田王将が桂馬を4筋に跳躍させた局面で一日目は終了。
さて、久保九段の封じ手は何か。。

本命は最も自然な△4四銀。
飛車取りをみせつつ、5三の地点もカバーする
見るからに味の良い一手。。

もう一つは△5四飛。
受けには回らず、ここで攻め合いに転じる一手も
「捌きのアーティスト」久保九段なら十分にありそう。。

ただ△5四飛の場合
両者ともに玉を囲いきれておらず、一気に終盤戦突入となる
可能性も高く、久保九段の側によほどの成算が立ていることが
条件と思われますが。。果たして

明日は決着の二日目。
現在の形勢は攻めている分だけ先手持ちですが
実際にはまだまだ互角と思われ、久保九段の見立てと
郷田王将の思惑が開始直後から試されそうです。。

不正対策のため電子機器預かり

日本将棋連盟は将棋ソフトの不正使用対策として、昨年10~12月の竜王戦では金属探知機で手荷物などを検査。その上で、対局者はスマートフォンなどの電子機器を立会人に預けたが、今回の王将戦では、対局者の意向もあって金属探知機の検査は見送られた。両対局者は7日夜までに電子機器を預けた。

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あれだけ「スマホで不正だ」何だと限られた棋士だけで大騒ぎをして
三浦弘行九段に冤罪を吹っかけた上に滅茶苦茶な対応で非難を受けている
真っ只中でありながら、黙って粛々とやればいいだけの金属探知機の検査が
冤罪を吹っかけた張本人のひとりである久保九段と、同じく疑いをかけた
棋士のひとりとして名の上がっている郷田王将の意向で見送られた本局。。

どこまでも三浦九段を小バカにし、将棋ファンを逆なでする
将棋連盟の間抜けさと意地の悪さにとことん呆れるのみですが、せめて
対局者にはその間抜けさを一時的にでも忘れさせるハイレベルな熱戦を
期待というより、お願い申し上げます。

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