王位戦/第5局・一日目「盤上は風雲急。。豊島王位、長考の封じ手」
【 一日目終了図・82手目△4六桂 】
本日、徳島にて行なわれました
注目の第60期王位戦7番勝負/第5局・一日目は
上図82手目の局面で豊島王位が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。
戦型は「角換わり相腰掛銀」
激しい中盤の押し引きから、木村九段が桂馬を跳ね上げ
強気に形を決めた、上図の局面で封じられた豊島王位の
果たして封じ手は何か。。
一目、▲5九金と引いて何ともなさそう。。
さらに、次に後手が△4五歩と桂馬を支えれば
手番も先手に回っていうことなしですが。。
後手は飛・金両取りがかかる4九馬を
出来るだけ良い形で実現したいですが、この忙しい局面で
手数をかけられる余裕はあるのか。。
個人的には現局面は先手持ち。
第4局では劣勢をはねのけ見事な逆転勝利を飾った
木村九段の根性と超一流の勝負術が再び火を吹くのか。。
二日目は開始直後から予断を許さず、緊張が高まります。