平素より「週刊将棋」をご愛読いただき、ありがとうございます。
公益社団法人日本将棋連盟と株式会社マイナビ出版の共同事業として制作・発行しております「週刊将棋」は、来年3月30日号をもって休刊することとなりました。
1984年1月25日号での創刊以来、30年以上にわたり発行を継続してまいりましたが、メディアをとりまく環境の変化は著しく、「週刊将棋」はその役割を終えたと判断いたしました。
「月刊では遅すぎる、日刊では浅すぎる」
「週刊将棋休刊」のニュースを耳にして
週刊プロレスが月刊誌から週刊誌へと生まれ変わった時の
あまりにも有名なキャッチコピーを思い出しました。
週プロが創刊されたのは83年、週刊将棋が84年ということで
くしくもともに発行から30年以上が経過。
ネット社会となった今
一日に得られる情報量は当時とは比較すら出来ないほど
膨大なものとなっており、一週間という単位で括られなくてももう十分
自分で必要な分だけ消費できてしまうのは事実。。
むしろ一局を理解し深く噛み締めるのに時間がかかる将棋の世界では
何度も読み返しながらじっくりと棋譜を並べられる月刊誌の方がニーズに
適しているようにも感じられます。。
時代の流れと言えばそれまでですが
また何か違った形のメディアの出現を個人的には狙っています。
いや、願っています☆