【 投了図・128手目△6八飛 】
本日行なわれました唯一の公式戦に
来週金曜日(30日)にタイトルのゆくえの懸かった大一番
大注目の第43期棋王戦5番勝負の最終戦/第5局を控える
次世代のオンリーワン・永瀬拓矢七段が登場。
居飛車党屈指の実力者にして研究の鬼
三浦弘行九段との第66期王座戦の二次予選/2回戦に臨み
結果、上図128手までで永瀬七段が後手番で見事勝利。。
くしくも前日(23日)
公式戦を戦った渡辺明棋王が見せ場なく敗れたのとは対照的に
「角換わり」の出だしから複雑にして洗練された序盤の攻防を経て
ペースを握った永瀬七段は中盤のねじり合いを巧みにコントロール。
最後は粘る三浦九段を突き放し
華麗な寄せで価値ある勝利をものにしました。
カド番を凌いだ棋王戦/第4局(20日)に続く連勝で
25歳のワンダーボーイは運命の大一番を前に、力強く
自ら気勢を上げました。