【 一日目終了図・66手目△6六桂 】
本日、佐賀県にて行なわれました
注目の第69期王将戦7番勝負/第6局・一日目は
上図66手目の局面で、広瀬八段が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。。
タイトル奪取に王手をかけて迎えた大一番で
果敢な踏み込みからリードを奪ったように見える
広瀬八段の「封じ手」は、果たして何か。。
例えば▲6八金とかわすと
△6七銀が調子よく、▲同金に△7八銀で後手が息を吹き返しそう。
もちろん黙って金を渡すわけにはいかず、無難な受けもないとなれば
ズバリ、▲同銀で桂馬を食いちぎる手が本命の一手でしょうか。。
後手は▲同銀に△同歩がこの一手となりますが
次に▲6五桂や▲6三角が厳しく、やはり先手が良さそう。。
局面はすでに終盤戦模様で
カド番でもう後のない渡辺王将にとっては正念場。。
明日は決着の二日目、開始直後から目が離せません。。