ジブンガタリノ

あれは二十歳の時だったかな?
人の話も聞かずに、動物園で熊をみていたのは。
何を語りかけるでもなく、ただただみてたのは。

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快晴の昨日、愛知牧場にて馬をみていました。
何を語りかけるでもなく、ただただみていました。

動物はむしろ苦手で、犬や猫を飼いたいと思ったことはないけど
ある時たまに、熊とか馬とか牛とかをみていたい気持ちになります。

7月に突如、開催された中学時代の同窓会の微熱は今も続き
各地で様々なグループが交流を楽しんでいますが、一昨日の日曜日
私も名古屋駅にて行なわれた飲み会に参加しました。

同窓会の時は久しぶりの再会に大いに盛り上がりましたが
あれから2ヶ月、その間にグループや個別LINEでの交流を重ねて
関係はより理解と成熟を増し、今回もめちゃめちゃ楽しかったですが
余韻は懐かしさより、30年という歳月の重みがヒリヒリと残ります。

まったく無防備で、ざっくばらんに語り合った話の中で感じた
同級生たちの男らしさや女性らしさ、逞しさや賢さや強かさはどれも鮮烈。
そうしたものが育まれたであろう多感な時を私も同じ土壌で過ごしてたわけで
当然ながら、受けた刺激というのも強烈でした。。

いつも言っている通り
漫画やドラマみたいにページをめくれば「あれから30年」とはならないので
一日一日をひたすら積み重ねて、厳しい現実と対峙しながら自分の人生を築いた
そして今なおその道の途中で生まれた交流は、いろいろなことを教えてくれるし
気づかせてくれる。。

それと同時に、時系列や登場人物がバラバラだったのは最初の混沌に過ぎず
結局はそれぞれがそれぞれの人生と向き合い、会わなければいけない人と会い
言わなければいけない言葉を伝えるための交流だと気付き始める。。

人生は自分語りの純文学。

ここまで来ればいくら鈍感な私でも
誰と会い、何と向き合わなければならないのかぐらいは
もう、分かっていますよ。

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