【 投了図・95手目▲1六金 】
本日の将棋界には神童・藤井聡太七段が登場。
関西将棋会館にて第45期棋王戦の予選/決勝を
将棋界きってのイケメン・都成竜馬五段と対戦し
上図95手までで、敗れました。
【 下図は21手目▲2ニ角成 】
戦型は「相掛かり」
互いに飛車先で歩を交換してから、藤井七段が8筋の浮き飛車で
お隣り7筋の横歩を取ると、すかさず都成五段が角交換を敢行する
いろいろな戦型の要素がつまった序盤の出だしとなりました。。
【 下図は43手目▲7三飛成 】
本局が実に公式戦6度目の顔合わせとなる両者ですが
対戦成績はここまで、藤井七段の5連勝と一方的。。
何としても神童からの初勝利に燃える
都成五段は大駒を活用した強い踏み込みで
積極果敢に中盤の主導権を握りました。。
【 投了図・95手目▲1六金 】
そのまま先手リードで迎えた終盤戦。
藤井七段にいつもの冴えとキレがみられず、防戦一方に。。
都成五段が上部につり出した後手玉をキッチリと仕留め上げた
上図の局面で、藤井七段は無念の投了を告げました。
藤井七段は今期5戦目にして痛恨の初黒星を喫し
残念ながら棋王戦の敗退がここで決定。。
一方、見事な快勝で神童に土をつけた
都成五段は対藤井七段の連敗を「6」で止めて
スッキリと、本戦出場を決めました。