大一番。。明日、第4期叡王戦7番勝負/第4局

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初防衛を目指す高見泰地叡王に
次世代のオンリーワン・永瀬拓矢七段が挑戦する
第4期叡王戦7番勝負。

ここまで3局を消化し、永瀬七段が3連勝。
初のタイトル奪取へ早々と王手かけて迎える大一番/第4局が
明日、広島県廿日市市「みやじまの宿 岩惣」にて開幕。。

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開幕前の下馬評通り、星の上ではここまで永瀬七段が圧倒。
内容的には熱戦が続きますが、その狭間に流れる微妙な差は
今シリーズに全てを懸ける高見叡王に重くのしかかります。。

【 叡王戦/第1局 】

4月6日(土)
台湾台北市「「圓山大飯店」にて。

戦型は「角換わり」
135手までで、先手・永瀬七段が勝利。

【 投了図・135手目▲6三金 】

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「永瀬七段、大逆転で台湾決戦を制す」

【 第2局 】

4月13日(土)
北海道斜里郡「北こぶし知床ホテル&リゾート」にて。

戦型は「横歩取り」
98手までで、後手・永瀬七段が勝利。

【 投了図・98手目△7四銀 】

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「切れ味鋭く、永瀬七段連勝発進」

【 第3局 】

5月4日(土・みどりの日)
長崎県長崎市「史跡料亭 花月」にて。

戦型は「矢倉」
131手までで、先手・永瀬七段が勝利。

【 投了図・131手目▲1ニ角 】

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「永瀬七段涼しげに、3連勝で初戴冠に王手」

結果的には開幕戦の逆転勝利が大きなアヤとなりましたが
勝負を急がず、息長く指しながら確実に勝利を手繰り寄せていく
永瀬流の負けない将棋は今シリーズでも随所に持ち味を発揮。。

独特の将棋観と勝負論で
デビュー当初から他の若手には感じたことない全く新しい未来を
常に予感させてきた永瀬七段が、いよいよタイトルを手中におさめ
予感を現実のものとし、時代の扉を開くのか。。

恵まれた才能に甘んじることなく圧倒的な研究量で将棋と向き合う
26歳となった唯一無二の天才に、死角は全く見当たりませんが。。

叡王戦/第4局の棋譜中継はこちら

気になる両者の対戦成績は
ここまで6戦して、永瀬七段が全勝と一方的。。
高見叡王としてはまずは一つ星を返したいところ。

第4局の先手は高見叡王。
持ち時間各3時間で対局開始は午後2時となります。

永瀬七段がストレートでタイトル奪取を決めるのか
高見叡王が意地をみせ、第5局へとつなげるのか。。
激戦必至の大一番をぜひ、お見逃しなく。。

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