【 下図は35手目▲3八銀 】
第76期順位戦がたけなわの本日の将棋界。
最高峰・A級には逆転優勝を目指す羽生善治竜王が登場。
稲葉陽八段との8回戦に臨み、上図35手目の局面で
夕食休憩突入となりました。。
さらに本日は注目のA級/8回戦がもう一局
「屋敷伸之九段-三浦弘行九段」が行なわれています。
両者はともに順位戦ここまで2勝4敗と苦しい星勘定。。
残留争いに向けて絶対に負けられない対局となりました。
【 下図は32手目△8八角成 】
舞台は東京・将棋会館にて、先手は屋敷九段。
戦型は「羽生竜王-稲葉八段」と同じく「横歩取り」に。
「中住まい」に構えた先手に対し、△6二玉型の三浦九段は
上図で角交換を敢行し、後手番ながらも先に仕掛けを開始しました。
【 下図は58手目△3六飛 】
角交換が成立すると
三浦九段はそのままアクセル全開で攻撃開始。。
屋敷九段も応戦し、2筋、3筋を中心に激しく
戦いの火の火ぶたが切って落とされました。。
上図の局面で夕食休憩に突入。。
三浦九段は飛車の突進で角を捕獲しましたが、しかし
次の▲6一角成の踏み込みが厳しいと見られており
形勢は先手有利でしょうか。。
果たして、三浦九段の切り返しはあるのか。。
昔から親交厚い両者が星を潰し合う急所の一戦は
「羽生竜王-稲葉八段」同様、大きな注目が集まります。
【 夕食のオーダー 】
屋敷九段: 納豆巻き
三浦九段: 親子丼