【速報版】王座戦/第3局「魔性の終盤、羽生王座逆転勝利
この大局観、この後味。。王座戦/第3局「終盤戦を振り返ろう」
昨日、決着をみました
第65期王座戦5番勝負の大一番/第3局は
134手までで、後手・羽生善治王座が勝利。
見事な大局観で今シリーズ待望の初白星を飾った
羽生王座はカド番を一つ凌ぎ、先手で迎える第4局へ
まずは駒を進めました。。
王位陥落以降、不安定な成績が続き
将棋ファンを大いに心配させましたが、昨日の対局では
久しぶりに全盛期を思わせる羽生王座らしい緩急の利いた
柔らかくも重厚で、大胆にして繊細な指し回しが冴え渡り
将棋界界隈にはため息と感嘆、歓喜の声が溢れました。
どうも読み筋が噛み合わないのか
今回がタイトル戦で3度目の顔合わせとなる中村六段とは
いつも中盤戦から開戦にかけて見解の相違というのか、歪みが生じ
その結果、終盤戦は難解かつ泥仕合となる展開が多く見られます。
大差に見えても紙一重の違いであっても
百戦錬磨の羽生王座にとっては、つけ入るに十分なチャンス。。
昨日上げた反撃の狼煙が、どのような結果を導くこととなるのか。。
王座戦/第4局は来週の水曜日(11日)開幕。。
深まる秋の主人公、羽生王座からやはり目が離せません。。