角落ち指導対局「中澤女流1級-高見澤指導員」 第1譜

本局は、6月21日に三重県いなべ市の「光明寺」にて指された
中澤沙耶女流1級と私、高見澤勝利の将棋を自戦記として皆様に
お届けしたいと思います。

私ですが、愛知県刈谷市在住の45歳で(昭和44年生まれ)、棋歴は35年になります。
21歳の時にアマ初段になったものの、怠け者な性分と好奇心が旺盛過ぎたこともあって
なかなか棋力が伸び悩みましたが、あることをきっかけに棋力向上のコツを掴みました。
(これについては、長くなるので割愛)

初段免状獲得から10年後に二段になり
40歳目前の2009年の昇入段戦で優勝して三段免状を獲得。
これを機に、お世話になった方々へ恩返ししようと2010年に
(公)日本将棋連盟公認将棋指導員となりました。

会社員の傍ら普及活動をしてまいりましたが、この度脱サラして
出張指導がメインの「刈谷将棋サービス」を8月1日より開業いたします。
私の宣伝になってしまいましたが、皆様よろしくお願い申し上げます。

(現在はアマ五段。弊サービスについては、facebook等をご覧ください)

対局相手の中澤女流とは
彼女がアマチュアの時に一度、平手で指した経験があります。
その時は私が運よく勝ちましたが、女流棋士になられた事に敬意を表し
本局は中澤女流に角落で挑むことになりました。

指導対局(手合い:角落ち)
2015年6月21日 三重県いなべ市「光明寺」にて。

△上手: 中澤沙耶女流1級
▲下手: 高見澤勝利指導員

△8四歩
▲7六歩
△6二銀
▲5六歩
△5四歩
▲5八飛(A図)

【 A図・6手目▲5八飛 】

6手目

角落戦の下手の作戦としては
「矢倉定跡」、「三間飛車」(本定跡ともいう)、そして「中飛車」の3つが
代表的な作戦ですが、本局は中飛車を採用しました。個人的には中飛車のおかげで
三段免状を獲得出来たと言っても過言ではないぐらい思い入れのある戦法です。

△4二玉
▲5五歩
△同 歩
▲同 角
△3二玉
▲7七角
△4二銀
▲6八銀
△5二金右
▲5七銀
△6四歩
▲5六銀(B図)

【 B図・18手目▲5六銀 】

18手目

△6三銀
▲4八玉
△5三銀
▲3八玉
△4四歩
▲2八玉
△4三金
▲3八銀(C図)

【 C図・26手目△3八銀 】

26手目

角落戦における下手中飛車の指し方のポイントとしては
1.飛車を5筋に振る(A図)
2.5筋の歩交換で一歩を持つ
(上手が5筋の歩を突かない場合は、位取り中飛車の要領で指す)
3.左銀を上がり、▲56銀型を作る(B図)
(この銀がなかなかの好形です)
4.玉を囲う(C図)
(美濃→高美濃への組み替えがベスト)

以上の4つを覚えていただければ
上手からの攻撃にも強く戦うことが出来ますし
また、平手戦にも応用が可能です。

第2譜に続く>

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