手広くも、やや先手持ち。。

竜王戦/第3局・一日目「羽生竜王、長考の角打ち。。広瀬八段が封じ手」

【 一日目終了図・49手目▲3七角 】

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本日、茨城県にて行なわれました
注目の第31期竜王戦7番勝負/第3局・一日目は
上図49手目の局面で、広瀬八段が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。。

竜王戦/第3局の棋譜中継はこちら

戦型は今シリーズ開幕から3局連続となる「角換わり」。
最先端の駒組みから広瀬八段が先に仕掛けを開始するも
羽生竜王はすぐに反発し、互いに我が道を行く展開に。。

午後は双方、長考を繰り返しながら
羽生竜王が自陣に角を打ち込んだ局面で封じられた
果たして、広瀬八段の「封じ手」は何か。。

一目の本命は△3三桂。
遊び駒を活用する待望の一着が悪い手とは考えられませんが
ただ、先手は次の瞬間に▲6八飛と回ってどうか。。

後手がもう一つ気になるのは7筋に重ねた桂馬で
丸い頭を標的とされる前に、思い切って△6五桂の跳躍も
あるかも知れません。また、プロ棋士の予想では△9五歩と
端に手をつけられる手も候補に上がります。。

いずれにしても、現局面ではやや先手持ちでしょうか。。
決着の明日、二日目は開始直後の攻防から目が離せません。。

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