明日より、第49期新人王戦決勝三番勝負開幕。。

第49期新人王戦中継サイト
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神童・藤井聡太七段と
プロ棋士を目指し三段リーグで奮闘中の出口若武奨励会三段という
超異色の顔合わせとなった今期の第49期新人王戦決勝三番勝負が
いよいよ明日、大阪の関西将棋会館にて開幕の時を迎えます。

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三段リーグを見事一期で駆け抜け
史上最年少となる14歳2ヶ月でプロ棋士となった
藤井七段はプロデビュー戦から破竹の29連勝を記録するなど
瞬く間に、一般世間をも巻き込んだ一大旋風を巻き起こします。

2017年度成績一覧

今年の2月には全棋士参加の朝日杯で
羽生善治竜王、佐藤天彦名人を撃破した上で棋戦初優勝
順位戦もデビューからここまで負け知らずの14連勝中と
圧倒的な戦跡を積み上げ上げ、デビューからわずか2年で
段位はすでに七段に到達。

今期ここまでの成績は26戦21勝5敗(.808)。
順位戦はC級1組で開幕4連勝中。

藤井七段今期成績一覧

いつタイトル戦に姿を現すかが話題となる藤井七段が
若手棋士の登竜門である新人王戦の決勝三番勝負を戦うことに
違和感すら感じますが、六段以下が参加条件である新人王獲得は
今期が最後のチャンスとなり、モチベーション高く臨みます。

対します、出口若武奨励会三段は現在23歳。
兵庫県明石市のご出身で、関西の名門・井上慶太九段門下。
お名前は「若武」と書いて「わかむ」とお読みします。

前期の第63回三段リーグ(4月~9月)は11勝7敗。
今月7日に開幕したばかりの番付10位の第64回リーグは
会心の2連勝スタートを切った出口奨励会三段。

過酷な三段リーグへの確固たる自信と手応えを掴むべく
神童との三番勝負、その先のプロ棋戦優勝に気合が入ります。

決勝三番勝負/第1局の棋譜中継はこちら

現在の立場が全く異なる両者が新人王の座を懸けて争う
前代未聞にして、それだけに楽しみな三番勝負は必見。
まずは明日の開幕戦から目が離せません。。

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