注目の初手合い。。明日、「谷川九段-藤井七段」が実現

第68期王将戦 – 毎日新聞
第69期ニ次予選トーナメント表

アツかった8月も今日で終り。
明日からは9月がスタート、季節は秋へと向う中
将棋界では魅惑の初手合いが実現いたします。。

<第69期王将戦・二次予選/決勝>

谷川浩司九段-藤井聡太七段

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名人5期、竜王4期を含む
タイトル獲得通算数は歴代4位の27期。
光よりも速く、相手の玉を詰ませてみせる
「光速流」で一世を風靡した稀代の名棋士
谷川九段が登場。

62年ぶりに最年少記録を更新する
若干14歳2ヶ月でプロ棋士となって以来
白星を量産しながら、圧倒的な進化を続ける
神童・藤井七段との初手合いに臨みます。

谷川九段の今期ここまでの成績は
20戦9勝11敗(.450)。順位戦はB級1組で1勝3敗。
史上最年少となる21歳で名人を獲得した早熟の天才も現在57歳。
世代交代の激しい波にさらされ、最近はタイトル戦線での活躍からは
少し遠のきましたが、時折みせる終盤の深い読みと切れ味は健在。

かつて、日の出の勢いで将棋界を席巻した
「羽生世代」の高くて厚い壁となり、タイトル戦で激戦を繰り広げた
百戦錬磨の勝負師は、最新の天才である神童との初手合いで果たして
どのような将棋を披露し、どんな勝負をみせてくれるのか。。

対します、17歳となった神童
藤井七段の今期ここまでの成績は27戦19勝8敗(.704)。
順位戦はC級1組で開幕3連勝中。

藤井七段今期成績一覧

プロデビューから無傷の29連勝を飾るなど
破竹の快進撃を続ける藤井七段に対する包囲網は当然ながら
日々厳しさを増し、木曜日(29日)には中堅どころの実力者
村山慈明七段から黒星を喫し、また今期はトップ棋士だけでなく
若手棋士にも苦戦を強いられるなど試練のシーズンを過ごします。

明日は現代将棋界が誇る看板スターとの初手合い
藤井七段にとっても今後の試金石となる対局となりそうです。

ともに自慢は終盤力。
白熱のねじり合いと妥協なき寄せ合いが実に楽しみ。。
9月の幕開けを飾る魅惑の初手合いをどうぞ、お見逃しなく☆

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