【 投了図・114手目△6七歩 】
昨日、初回放送されました
第25期銀河戦注目の準決勝第2局
「羽生善治二冠ー豊島将之八段」の一戦は
上図114手までで、後手・羽生ニ冠が勝利。
【 下図は27手目▲4四同飛 】
戦型は両者得意の「横歩取り」。
豊島八段は飛車を浮かせたまま突っ張る「青野流」を採用。
玉を立ててから左右の桂馬を跳躍させた豊島八段に対して
同じく中住まいから金開きに構えた羽生ニ冠が差し出した
角と飛車を豊島八段が交換し、いざ開戦を迎えました。。
【 下図は78手目△5ニ桂 】
目まぐるしく攻守の入れ替わる
華々しい戦いで終始、主導権を握ったのは羽生ニ冠。
大技、小技を巧みに織り交ぜ、豊島八段を揺さぶります。
【 投了図・114手目△6七歩 】
終盤は大差となり上図の局面で豊島八段、無念の投了。
今期絶好調の秀英をねじ伏せ健在ぶりをアピールした
羽生ニ冠が8度目の優勝を目指し、久保利明王将との
決勝戦へ威風堂々、駒を進めました。