踏み込み強くとも。。

竜王戦/第2局・一日目「強烈な踏み込み、羽生竜王が封じ手」

【 一日目終了図・59手目▲7六同銀 】

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本日、九州は福岡にて行なわれました
大注目の第31期竜王戦7番勝負/第2局・一日目は
上図59手目の局面で、羽生竜王が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けに。。

棋譜中継はこちら

戦型は大流行中の「角換わり相腰掛銀」。
羽生竜王が後手番ながらも軽快に仕掛けを開始すると
そのまま一気にアクセルを踏み込み、角切りの強襲を敢行。
先手陣へと激しく詰め寄る展開となりました。。

「封じ手」は△同銀しか考えられませんが、問題は
果たして後手の攻めがこのまま続いていくのか、否か。。

先手は歩切れながらも二枚の角と金、桂を手持ちとしており
後手の手が切れた時の反動はどうみても大きそうですが。。

さらに、羽生竜王が早めに大駒を切る時は
形勢を悲観している場合が多く、現局面は攻められながらも
先手が主導権を握っているようにも感じます。。

△同銀の後は▲7七金と受ける形が有力で
後手の銀を取り切ってから予想される先手の反撃を
羽生竜王はどのように受け止め、切り返すのか。。

明日は決着の二日目
開始直後から勝負どころ、目が離せません。。

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