明日も登場!藤井四段は現役東大生とプロアマ対局

C級2組/1回戦「藤井四段、開幕戦勝利で26連勝達成」
第76期C級2組順位戦/1回戦「瀬川五段-藤井四段を振り返ろう」

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昨日、順位戦のデビュー戦も白星で飾り
プロデビューから無傷の連勝記録を「26」に伸ばした
神童・藤井聡太四段ですが、息つく暇もなく明日土曜日も
公式戦に登場し、自身2度目のプロアマ戦に臨みます。

舞台は第11回朝日杯将棋オープン
一次予選恒例のプロアマ戦一斉対局に出場し
藤井四段は藤岡隼太アマと対戦。

藤岡アマは現在19歳。
元奨励会員で畠山鎮七段門下となり、5級で退会。
今春、東京大学に進学し5月に学生名人戦で見事優勝
朝日オープンの出場権を得ました。

快進撃の藤井聡太四段、次戦は東大生

藤岡さんは松山市出身。地元の将棋センターで腕を磨き、小学5年の時には山根ことみ女流初段(19)らと共に小学生の団体戦で全国優勝した。6年の時、棋士養成機関「奨励会」に6級で入会。週末に松山からフェリーに乗って大阪で開かれる例会に通い、棋士を目指す日々が始まった。

5級だった中学2年の時、奨励会を退会した。その後、友人に誘われたのを機に、競技かるたに打ち込んだ。「将棋の代わりに何かを始めたかった」。高校の時は団体戦で全国大会に出るほど、腕を上げた。

1浪の末、東大に入学。地元とは違う相手がたくさんいる新しい環境に刺激を受け、将棋を再開した。関東の大会で好成績を挙げ、学生名人戦の出場権を獲得。5月末、全国の強豪が集まるトーナメントを5連勝して優勝した。1年生の優勝は9年ぶりの快挙だ。「信じられない。奨励会にいた頃とは違い、伸び伸び指せたからだと思う」

藤井四段にとって27連勝がかかる対局は大きな注目を集める。藤岡さんは「光栄としか言いようがない。一方的にやられないようにしたい」と控えめに語る一方、「迷ったら強気な手を選びたい」。中学生の頃には持てなかった前向きな気持ちで、将棋盤に向かう。

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元奨励会員と言ってもまだほんの19歳。
その経歴や現役東大生という肩書きからは
悲壮感や紆余曲折ではなく、聡明さと輝く未来を
混じり気なしに連想させる藤岡アマ。

藤井四段との対戦という話題性を抜きにしても
将棋の内容や棋風が実に興味深いところですが、さて
一般世間レベルでの圧倒的な注目が集まる明日の対局で
爽やかな天才はどんな将棋を披露してくれるのか。

一方の藤井四段は6月だけでも8戦目の公式戦と
勝ち続けるがゆえにスケジュールは過密化の一途を辿りますが
そこはまだまだ育ち盛りの中学3年生という若さを武器として
明日もフレッシュで切れ味鋭い将棋を期待したいことろ。。

棋譜中継はこちら

対局開始は午後2時より。
本局のみ特設ページで中継されます。

話題沸騰の藤井四段が27連勝目を飾るのか
東大生がその頭脳を駆使して大金星をさらうのか。。
異色にして楽しみなカードをぜひ、お見逃しなく!

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