来るか「鬼の森内」、相振りで勝負

さすがのド迫力。。A級/9回戦「佐藤八段-行方八段は横歩取りで真っ向勝負」

本日、東京・将棋会館にて行われています
「将棋界の一番長い日」第74期A級順位戦の最終戦
9回戦・一斉対局、全5局。

優勝のゆくえの懸かった大一番
「佐藤天彦八段-行方尚史八段」の直接対決は
行方八段が佐藤八段の十八番「横歩取り」を受けて立ち
果敢に真っ向勝負を挑むも、夕食休憩前までの段階ではやや
後手番の佐藤八段の方が良さ気に感じられる進行となりました。

「羽生世代」の正念場

【 下図は44手目△8四歩 】

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優勝争いとともに大注目なのが
「羽生世代」の大物ふたりが絡む残留争い。

このうち、勝った方の残留が決まる
「森内俊之九段-久保利明九段」の直接対決は
後手番の森内九段が振り飛車党現党首・久保九段を相手に
飛車を振り、「相振り飛車」での勝負を志向しました。

連敗や不甲斐ない戦いを続けていても
ここ一番の大勝負ではいつも、無敵を思わせる強さでことごとく
勝利をものにしてきた「鬼の森内」が本局でも降臨するのか。。

こちらの対局は夕食休憩前の段階ではまだ形勢は互角。
いよいよ熱く、盛り上がってきました。。

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