第33期竜王戦3組/1回戦「藤井七段、鉄壁の守備で完勝」

第32期竜王戦中継サイト
第33期ランキング戦3組トーナメント表

【 投了図・96手目△4三同金 】

2020y01m24d_221814897

本日行なわれています
残留争いの急所の一番、第78期A級順位戦/7回戦
「羽生善治九段-久保利明九段」の結果も気になりますが
同じく本日行なわれました第33期竜王戦3組の注目カード
「畠山鎮八段-藤井聡太七段」の1回戦は上図96手までで
藤井七段が後手番で見事勝利を飾りました。

棋譜はこちら

【 下図は41手目▲4五桂 】

2020y01m24d_222508393

戦型は「角換わり相腰掛銀」
互いに最新形に駒を組み上げると、手待ちの藤井七段に対し
畠山八段が上図で桂馬を戦場に跳ね上げ、仕掛けを開始しました。

【 下図は67手目▲5三角 】

2020y01m24d_222844792

畠山八段はそのまま後手玉の頭上から踏み込み
一気呵成に終盤戦突入、熱く激しく寄せに出ますが。。

が、しかし。。

【 投了図・96手目△4三同金 】

2020y01m24d_221814897

藤井七段は機をみて反撃の味をつけつつ
正確無比な大局観と鉄壁の守備で後手の猛攻を凌ぎ切り
上図の局面をみて、畠山八段は無念の投了を告げました。

終局時刻は午後8時17分。
見事勝利を飾った藤井七段は年をまたいで公式戦8連勝。
ランキング戦は続く2回戦で高橋道雄九段と対戦します。

スポンサーリンク
konline
konline
  • このエントリーをはてなブックマークに追加