宿命の対決、いきなり実現。。明日「中澤女流初段-脇田女流2級」

3年前の5月4日
愛知県は一宮市「尾張一宮駅ビル2階大会議室」にて
この年の4月1日付で女流棋士となった中澤沙耶女流2級の
記念パーティーが盛大に行なわれました。

5月4日・女流誕生記念パーティー

3年の歳月に、記憶も曖昧となりましたが
パーティーの最後、尾張一宮将棋同好会の神田会長のご挨拶があり
「一宮を女流棋士のまちに」、あるいは「一宮から女流棋士を」と
お話された後、名前を呼ばれた女性が、確かおふたり前に出て来て
中澤女流2級に記念品を手渡しました。

そのひとりが、脇田菜々子さん。
その光景だけは3年の歳月が流れた今も、鮮明に思い出されます。

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漫画じゃないので、ページをめくれば「あれから3年」とはならない。
「願っていたらいつのまにか叶っていました」という程度の話は夢ではない。

あれから3年の歳月が流れた今年の11月、脇田さんも女流棋士となり
来年の1月3日にはあの日、あの時、あのシーンをみた、あの場所にて
脇田菜々子女流2級の記念パーティーが開催される。

その話を聞いた時
この3年間の脇田女流の積み重ねた努力と周りの皆様のサポートを思う時
意志のドラマと夢の実現、そして将棋界の素晴らしさに感動を覚えました。

そして

明日はいよいよ、脇田女流2級のデビュー戦が行なわれます。

<第46期女流名人戦・予選/1回戦>

中澤沙耶女流初段-脇田菜々子女流2級

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対戦相手は、もちろん中澤女流初段。
勝負の世界の門出にふさわしく、踏み出されるその第一歩が
宿命の対決であることは、両者ともに望むところであるはず。

中学生の頃より全国にその名を轟かせてきた中澤女流初段。
高校生の時、常に先を行く中澤女流初段を全国選抜決勝の舞台で
2年連続で下し連覇を達成、その名を知らしめた脇田女流2級。。

同じ一宮のご出身で同い年、大学も同じ名城大学。
あの日、あの時、あの場所での出来事がプロの舞台でついにつながり
新たな幕を開くライバル物語はもちろん、刮目あるのみです。

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