純粋さと時代の狭間で

--対戦したい棋士は

藤井「羽生(善治)三冠ですね。非公式戦で対戦させていただきましたが、公式戦で勝ち上がって対戦したいです」

--(藤井四段が29連勝の新記録達成時)羽生三冠が「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしている」とコメントを出しました

藤井「私の頑張りにかかっているということなので」

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気がつけば8月も明日で20日目
蒸し暑く、やたらと雨が降る夏も後半戦を迎えました。

将棋界はこの二日間、公式戦がお休みとなりましたが
昨日は日経ニュースWESTにて藤井聡太四段のインタビュー記事
公開されネットを中心に話題となりました。

インタビューの中で
対戦したい棋士として羽生三冠の名を上げた藤井四段は
連勝記録の更新で社会現象にまでなったデビューからこれまでを
淡々と落ち着いて振り返りますが、個人的に興味を惹かれたのは
最後に語られた進学についての現在の考え。。

--高校進学について。羽生三冠や谷川九段は進学しましたが

藤井「本当にまだ決まってないです。高校に行くとなると時間的な制約があるので、そのあたりがどうか…」

--囲碁の井山裕太六冠と雑誌の企画で対談し、刺激を受けたとのこと。井山六冠は高校に進学していません

「勝負に臨む気持ちや、進学についても本当にいろいろと勉強になりました」

現在、中学三年生の藤井四段。
中・高一貫教育である名大付属中学に通われているので
高校にはエスカレーター式に進学できますが、その語り口からは
その高校への進学すらも悩んでいる様子。

藤井四段は学業も優秀とのことなので
個人的には高校はもちろん、大学に進学して勉学に励んで欲しい。。
というか、そうするべきではないかと思っています。

ネットはすでに飽和し、本格的なAIの波が高く押し寄せる
今の時代に、中学を卒業してすぐに将棋一本の生活を送るよりは
はっきりと視野が広がりますし、レベルの高い大学に進学すれば
質の高い仲間に恵まれ、新たな刺激や価値観が生まれるはず。

将棋界は海に囲まれた、向こう岸まで見渡せる小さな孤島。
究極の夢は8大タイトル完全制覇、現実的には億を越える年収。
それらは十分、男子一生をかけるにふさわしい野心や目標ですが
ただ、未知なる指し手の開拓や将棋の可能性の追求というものは
すでに将棋ソフトに委ねられ、いずれ確実に解明されるべきもの。

藤井四段が大学や大学院で将棋とはまた違う学問や研究に没頭し
その道に進みたいと思うようになったとしても、個人的にはそれも一局。
今、この瞬間にキラキラと輝く未来をみせてくれているのは藤井四段で
その可能性は無限大。これほどの超逸材にはぜひ、焦らず悔いのない
進路を選択して欲しいと心より願っています。

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