王位戦・白組「羽生九段、歴代最多勝利でプレーオフ進出」

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【 投了図・94手目△2三玉 】

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本日行なわれました
第67期王位戦挑戦者決定リーグ/最終戦・一斉対局のうち
白組の注目カード「羽生善治九段-谷川浩司九段」の一戦は
上図94手までで、後手・羽生九段が勝利。

終盤戦までの熱き流れ

振り飛車模様の出だしから「雁木」を採用した
羽生九段が中盤以降、メリハリの利いた指し回しが冴え
攻防の主導権を握ると、最後は谷川九段の寄せを凌いで
熱戦に終止符を打ち、大きな白星を手にしました。。

この結果、羽生九段は4勝1敗で全日程を終了。
この時点で先に対局を終え勝利を飾った永瀬拓矢叡王との
プレーオフが決定し、残るは同じく1敗で最終戦に臨んだ
中村太地七段の結果を待ちますが。。

「羽生九段-谷川九段」戦の終局からおよそ1時間後
中村七段は痛恨の黒星を喫し、ここで無念の敗退が決定。。

ということで、白組優勝のゆくえは6月4日(火)に行なわれます
「永瀬拓矢叡王-羽生善治九段」のプレーオフへと委ねられました。

本局の勝利が、大山康晴名人に並び歴代最多タイとなる
通算1433勝目となった羽生九段が無冠返上へ向けて
次世代のオンリーワン・永瀬叡王との決戦に挑みます。。

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