本日、四国は徳島県にて行なわれました
注目の第59期王位戦7番勝負/第5局は
133手までで、先手・菅井王位が勝利。
菅井王位の「向かい飛車」を、豊島棋聖は居飛車で迎え撃ち
戦型が今シリーズ開幕から5局連続となる「対抗形」に決まると
慎重な組み手争いから機微に仕掛け、緩急織り交ぜた指し回しで
攻防の主導権を握った菅井王位が、スマートに終盤戦を圧倒。。
持ち時間をちょうど2時間残す快勝で
初防衛へ見晴らし良く、王手をかけました。。
今シリーズはここまで全て先手が勝利をおさめる結果となり
カド番に立たされ、もう後の無くなった豊島棋聖は先手となる
次の第6局が文字通りの大一番、全てを懸けて挑みます。。
第67期王将戦 – 毎日新聞
第68期二次予選トーナメント表
【 投了図・104手目△6一玉 】
同じく本日行なわれました
注目の第68期王将戦・二次予選/決勝
「羽生善治竜王-広瀬章人八段」の一戦は
上図104手までで、後手・広瀬八段が勝利。。
【 下図は21手目▲3四飛 】
初手から▲7六歩~△8四歩~▲6八銀と「矢倉」模様の出だしから
羽生竜王は居玉のまま飛車先の歩を交換すると、2筋に浮いた飛車で
お隣り3筋の横歩を取る、序盤の趣向を披露します。。
【 投了図・104手目△6一玉 】
飛車・角の大駒を交換して迎えた終盤戦はダイナミックな攻防となるも
自玉が受けなしに追い込まれた羽生竜王は後手玉を仕留めることが出来ず
上図の局面をみて、無念の投了を告げました。。
この瞬間、前期に続いて
羽生竜王は王将戦挑戦者決定リーグ入りを逃し
今期の王将戦がここで終了となりました。。