迫られる決断。。羽生竜王の切り返しや、いかに

竜王戦/第4局・一日目「中盤の急所、羽生竜王が封じ手」

【 一日目終了図・65手目▲7四歩 】

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本日、京都にて行なわれました
大注目の第31期竜王戦7番勝負/第4局・一日目は
上図65手目の局面で、羽生竜王が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。

棋譜中継はこちら

戦型はおなじみの「角換わり相腰掛銀」。
最新形の駒組みから、広瀬八段が積極的に仕掛けますが
羽生竜王も負けじと押し返し、5筋での銀交換を合図に
いざ、開戦となりました。。

後手の一連の仕掛けが一段落すると
広瀬八段が頭の丸い桂馬を狙って反撃に転じた局面での
果たして、羽生竜王の「封じ手」は何か。。

狙われた桂馬はもう助かる見込みがないだけに
その対価を得るべく大切な一手となった「封じ手」の
有力候補は、基点の成銀を一筋動かす△4六成銀。。
この手は次に△3六角の王手の筋が狙いですが。。

ただ、先手は手抜いて
▲7三歩成~△同金をみても手番を握れるだけに
△4六成銀がどこまで響いているのかの見極めも難しく
羽生竜王には大きな決断が迫られます。。

とはいえ、他に有力な手も容易には見つからず
後手としては悩ましい局面で、明日の決着の二日目は
開始直後から予断を許さず、緊張が高まります。。

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