春風にヒコウして

藤井六段、高校生活スタート「大切な時期」

将棋の藤井聡太六段(15)が7日、名古屋大教育学部付属高(名古屋市千種区)の入学式に出席し、高校生活のスタートを切った。

藤井六段は日本将棋連盟を通じて「これからの3年間は非常に大切な時期だと思いますので、いっそう気を引き締めて精進していきたいです」とのコメントを発表した。

明日の月曜日、名古屋では公立中学の入学式が行なわれますが
昨日の土曜日は、神童・藤井聡太六段がこの春から通う高校の
入学式に出席されたとのこと。

一昨年の秋に、奨励会三段リーグを見事一期で突破し
実に62年ぶりに記録を更新する14歳2ヶ月、中学2年生で
「史上最年少プロ棋士」となった藤井六段は、プロデビュー以来
破竹の29連勝を記録するなど衝撃的な活躍で一躍時の人となり
一般世間をも巻き込んだ将棋ブームの立役者となりました。

連勝ストップ後も、進化の速度は留まることなく加速を続け
前期は羽生善治竜王、佐藤天彦名人を下しての棋戦初優勝を飾り
年明けからは強豪棋士をバッタバッタとなぎ倒し16連勝を記録。
C級2組順位戦の全勝優勝での一期抜けが印象に残らないほどの
高いレベルで圧倒的な成績を残しました。。

すでにトップ棋士の風格さえ感じさせる藤井六段ですが
それは将棋の世界での話であって、多感な時期に様々な経験をして
人格や人生観の形成に、三年間の高校生活というのはかけがえのない
大切な時間となるはず。

3年後には大学進学という話になると思われますが
同世代の仲間や彼女と素敵な時間を過ごし、大きな刺激を受けながら
諸先生方にあたたかいご指導を賜り将棋界の宝であります藤井六段が
偉大な先輩である羽生善治竜王のように、誰からも愛され尊敬される
立派な先生、人物に成長して欲しいと心より願わずにはいられません。

まずはご進学、おめでとうございます。

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