明日の将棋界には、神童・藤井聡太四段が登場。
今月2日の順位戦以来となる公式戦を戦います。
昨秋、実に62年ぶりに記録を更新する
14歳2ヶ月で「史上最年少プロ棋士」となった藤井四段は
クリスマスイブに行なわれたデビュー戦で、神武以来の天才
加藤一二三九段に勝利すると、そのまま破竹の快進撃を続け
今年の夏まで負け無しの29連勝記録。。
その衝撃は将棋界だけに止まらず
広く一般メディアにも取り上げられ、社会現象となりました。
前期成績は10戦10勝。
今期ここまでの成績は45戦39勝6敗(.867)。
順位戦はC級2組で負け無しの6連勝中。
8月には今をときめく
菅井竜也王位、豊島将之八段に完敗を喫し壁の高さを実感するも
9月以降は再び調子を取り戻し、現在は公式戦10連勝中。
明日の対局の舞台は第66期王座戦の一次予選。
関西将棋会館にて、平藤眞吾七段との3回戦に臨みます。
最年少ルーキーとして華々しい活躍をみせる藤井四段とは対照的に
平藤七段は27歳で「四段、プロデビュー」を果たした晩学の苦労人。
ここまで2度対戦して2敗と分は悪いですが、明日は3度目の正直で
ベテラン棋士初の打倒・藤井四段達成へ、静かな闘志を燃やします。。
果たして、藤井四段は三度討ち取り今期40勝目を手にするのか。
対局数、勝利数、勝率、連勝の各部門で全てトップに立つ神童が挑む
冬の陣へ、大きな期待と熱い視線が注がれます。