【 投了図・63手目▲5三馬 】
本日の将棋界には神童・藤井聡太四段が登場。
来期の秋の陣・第66期王座戦出場を目指して
一次予選/2回戦を小林健二九段と戦いました。。
結果は
上図63手までで、先手・藤井四段が勝利。
【 下図は6手目△8八角成 】
戦型は居飛車の藤井四段に対して
小林九段が飛車を4筋に振ってから角交換を敢行。。
KKSこと「角交換四間飛車」を投入し、対抗形に。。
【 下図は53手目▲4三角 】
角交換成立後、互いに囲いを完成させると
藤井四段は手持ちの角を敵陣に打ち込み、さらに
飛車との交換で手にした角も続けて投入し形を決めます。
【 投了図・63手目▲5三馬 】
二枚角の連係で後手陣を崩した
藤井四段がいざ、攻め込まんとした上図の局面で
小林九段はあっけなく投了、終局となりました。。
まだ決定的な局面でありませんが
後手からのすぐに有効な攻めも受けも見当たらず
プロ的に大差とみた小林九段は潔く投了を選択。。
9月に入ってからここまで2勝2敗。
勝ちと負けを交互に繰り返していた藤井四段が
久しぶりの圧勝で、今月初の連勝を飾りました。