【 投了図・92手目△4七角 】
本日、愛知県は岡崎市で行なわれました
五万石藤まつり恒例の「第24回将棋まつり」にて
「豊島将之八段-藤井聡太四段」の席上対局が実現。
一宮市出身の豊島八段と瀬戸市在住の藤井四段が
岡崎市で対戦するという愛知県民にとってたまらない
夢の好カードが非公式戦ながらも実現しました。。
注目の結果は
上図92手までで、後手・豊島八段が見事勝利。
A級棋士の貫禄と実力を将棋界の話題を独占する後輩と
見守る将棋ファンにみせつけました。
【 下図は32手目△7五歩 】
戦型は藤井四段が主戦に据える「角換わり」。
上図の局面で豊島七段が7筋の歩を突き合わせ
仕掛けを開始します。。
【 下図は70手目△4五香 】
1筋の端を巡る攻防で強く反発した
藤井四段が攻め込む展開で中盤戦を迎えましたが
豊島八段が先手の飛車を捕獲し大きくペース握ります。。
【 投了図・92手目△4七角 】
終盤は大差となり
藤井四段は自慢の終盤力を披露することなく
豊島八段の角打ちの王手をみて、無念の投了。。
プロデビュー以来、無傷の16連勝中と快進撃を続ける
神童・藤井四段はこれで、岡崎将棋まつりの席上対局は
昨年の佐々木勇気五段戦に続く連敗に。。
来週には17連勝のかかる公式戦が控え
その間にもイベントや取材に引っ張りだこと
過密日程のストレスが心配される藤井四段ですが
史上最年少プロ棋士の若さとパワーで乗り切って
さらなるご活躍を、心より願います。。