遥か世界の大海へ。。10歳のプロ囲碁棋士誕生

史上最年少、10歳プロ棋士誕生へ=大阪市の小4、仲邑菫さん―囲碁

日本棋院は5日、仲邑信也九段(45)の長女で、大阪市の小学4年生、仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)が新設された英才特別採用枠での採用試験に合格し、4月1日付で囲碁のプロ棋士となることが決まったと発表した。

10歳0カ月でのプロ入りとなり、藤沢里菜女流3冠(20)の11歳6カ月を更新する史上最年少記録。

菫さんは母も囲碁のアマチュア棋士で、父母の影響で3歳で碁を打ち始め、7歳から囲碁強豪国の韓国でも修業を積んできたという。昨年7月、アマ女性が参加するネット囲碁大会の無差別クラスで優勝するなど、その実力が注目されていた。

東京の日本棋院で記者会見した菫さんは笑顔を見せつつ、「頑張ります。これからよろしくお願いします」と緊張した様子で話した。

2019y01m06d_223651616

昨日、発表されました囲碁界発の衝撃ニュース
小学4年生、現在9才の仲邑菫(なかむらすみれ)さんの
史上初となる英才特別採用枠でのプロ試験合格。。

すでに数年前から一部では名を知られ、噂されてきた
「世界を狙える逸材」との呼び声も高い仲邑さんのデビューが
今から本当に待ち遠しく、楽しみであります。

国内完結の将棋界とは違い、囲碁は中国、台湾、韓国でも盛んで
当然ながらそれだけ選手層も分厚く、また注目度も極めて高い競技。
これほどの逸材が日本から生まれ、中国と韓国の棋士が独占している
世界ランキングの上位に食い込み、さらにはトップを獲れたなら。。
これほど夢のある、スケールの大きな話はないでしょう。。

少し緊張の小4菫さん 「強い」と舌を巻いた井山5冠

2019y01m06d_225819816

会見から一夜が明けた、本日
地元の大阪で日本のトップ棋士・井山裕太五冠と
仲邑さんは記念対局を行ったとのこと。

手合はハンディ戦の中では最小の先番コミなし。仲邑さんが右上隅星に第1手を打ち、対局が始まった。中盤まで仲邑さんが押す展開になったが、井山5冠が優勢に転じたところで開始から約1時間20分が過ぎ、引き分けで終了した。

仲邑さんは少し悔しそうな表情を見せ、終局直後は「緊張しましたか?」という司会者の問いかけに「はい」とポツリ。その後の記者会見でも井山5冠との対局について「打ててうれしかったです」と話すにとどまった。

井山5冠は「昨年、(ハンディ戦の)2子で打った時と比べものにならないぐらい強い。女流棋士の枠を超えて、男性に交じっても十分天下を狙える才能だと感じた」と舌を巻いていた。

日本の囲碁界は井山五冠が今年の5月で30歳
女流トップの藤沢里菜三冠が20歳と若くて活気のある世界ですが
さらに、中邑さんの登場で果てしなく気勢の上がる一年となりそうです。

スポンサーリンク
konline
konline
  • このエントリーをはてなブックマークに追加