【 投了図・133手目▲1五歩 】
本日、決着をみました
大注目の第31期竜王戦7番勝負/第4局は
上図133手までで、先手・広瀬八段が勝利。
中盤戦は羽生竜王優勢の局面もありましたが
広瀬八段が終盤でうっちゃり、見事な逆転で白星を飾り
対戦成績を2勝2敗の五分に戻しました。。
今シリーズに通算獲得タイトル100期の懸かる
羽生竜王にとっては痛恨極まりない激痛の黒星に。。
ここ数年、タイトル戦などの大きな舞台で度々目にしてきた
終盤で手が伸びずに競り負けるパターンでの敗戦は、今後に向けても
開幕連勝スタートで作った流れが変わりそうな、不穏な余韻を残します。。
まずは先手で迎える第5局で何としてでも連敗を止めて
第6局、そして最終戦/第7局を見据える余裕を手にしたいところですが。。
第5局の開幕は12月4日(火)
将棋界の「冬の本場所」はかつてないざわめきの中で
いよいよ師走を迎えます。。