先週あたりから地域やお取引先の夏祭りが連発中。
しかも今週は夕方からの雷雨で中止や延期が相次ぎ
なかなか夕方以降の予定が安定しません(^^;
さて、本日の将棋界では
一年の中心軸である第75期順位戦のうち
「鬼の棲みか」B級1組の4回戦・一斉対局が
全6局、すべて東京・将棋会館にて行われています。
【 下図は55手目▲3九玉 】
柔らかブログでもご紹介させて頂きました
居飛車、振り飛車をそれぞれ代表する実力派同士の上位対決
注目の「久保利明九段-木村一基八段」は現在終盤戦真っ只中。
木村八段が攻勢を強めます。
形勢は先手・久保九段リードと見られていましたが。。
ともに終盤力が自慢な両者。。どうなりますでしょうか?!
【 投了図・85手目▲1三歩成 】
他の対局も激戦が続くますが、
「山崎隆之八段-飯島栄治七段」はいち早く終局。
上図85手までで先手・山崎八段が勝利を飾りました。
開幕2連勝の後
3回戦で郷田真隆王将に痛恨の黒星を喫した
山崎八段ですが、崩れることなく4回戦で快勝を飾り
悲願のA級到達へ、価値ある3勝目を飾りました。
終局時刻は午後9時3分。
「横歩取り」を戦型に激しく開戦を迎えましたが
その割りに終盤戦は敵陣での目立った攻防もないままに
飯島七段があっさりと投了した印象が残りました。
もちろん形勢は先手優勢なわけですが
双方、駒組みが保たれた状態での終局図というのも
プロの将棋の醍醐味と言えるかもしれません。