明日より、王将戦7番勝負/第3局開幕。。

第69期王将戦 – 毎日新聞
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初防衛を目指す渡辺明王将に
広瀬章人八段が挑戦する、第69期王将戦7番勝負。

ここまで2局を消化し、ともに譲らず1勝1敗。
あらためて5番勝負となった注目の第3局が、明日より
栃木県大田原市「ホテル花月」にて運命の幕を開きます。。

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渡辺王将の今期ここまでの成績は
44戦35勝9敗(.795)。順位戦はA級で開幕8連勝と独走。
ぶっちぎりの優勝で名人挑戦権を獲得すると、木曜日(6日)には
叡王戦の挑決三番勝負/第1局で豊島将之竜王・名人から完勝を飾り
こちらも挑戦権獲得に王手をかけ、将棋界の冬将軍は好調をキープ。

王将戦と平行して戦う棋王戦も
22歳の超新星・本田奎五段から貫禄の白星発進を決めており
第2局で黒星を喫した王将戦も普段通りに、入念な事前準備と
万全を期して臨んで来るとみて、間違いはないはず。。

対します、広瀬八段の今期ここまでの成績は
41戦23勝18敗(.561)。順位戦はA級で5勝3敗。

初防衛を目指した竜王戦で完敗を喫して以降
ショックの大きさは隠せず、連敗に連敗を重ねた広瀬八段。
開幕黒星スタート受け、背水の陣で挑んだ王将戦/第2局は
積極的な指し回しで見事快勝、反撃の狼煙を上げましたが
昨日の対局では、同世代のライバル・佐藤天彦九段の前に
終盤に見せ場を作れず完敗、今一つ気勢は上がらず。。

ただ、王将戦、棋王戦、叡王戦三番勝負と大一番を
過密日程でこなす渡辺王将に対し、すでにA級残留も決め
今期は王将戦一本に懸けられるのは、大きなアドバンテージ。
精神的に優位に立つためにも、明日の第3局に必勝を期します。

王将戦/第3局の棋譜中継はこちら

気になる両者の対戦成績は
ここまで28戦して、渡辺王将が16勝12敗とリード。
第3局の先手も渡辺王将となります。。

渡辺王将が勢いそのままに勝ち越すのか。
広瀬八段が後手番でブレークし、流れを変えるのか。。
勝負どころの第3局をぜひ、お見逃しなく。。

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