第一人者と真っ向勝負も。。

この時期恒例、第12期マイナビ女子OP一斉予選

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昨日行なわれました
この時期恒例の女流将棋の祭典・第12期マイナビ女子OP・一斉予選。
先日、見事な初タイトル奪取を達成した渡部愛女流王位が2回戦で姿を消すなど
いくつかの波乱もありましたが、女王復位を目指す甲斐智美女流五段を筆頭に
香川愛生女流三段、谷口由紀女流二段ら有力女流棋士が順当に予選を突破。。
計12名が本戦出場権を獲得しました。。

アマチュア女流棋士は3名が予選/決勝に進出を果たし
そのうち、女流アマ名人戦2連覇の実績を誇る強豪・小野ゆかりアマと
2016年度の女流アマ名人・礒谷真帆アマが見事本戦入りを決めました。

【 投了図・111手目▲5ニ飛 】

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決勝進出者の残るひとりは
東海アマチュア女子将棋界のエース・脇田菜々子アマ。
現在、学生女流名人戦2連覇中と乗りに乗っている脇田アマは
1回戦で実力者の本田小百合女流三段に勝利し、決勝戦に進出。
女流将棋の第一人者・清水市代女流六段との大一番に挑みました。

迎えた注目の決勝戦でもその実力を発揮。
清水女流六段が得意とする「相掛かり」を戦型に
脇田アマは果敢に真っ向勝負を挑み、見応え十分の大熱戦を演じますが
しかし後一歩及ばず、上図111手までで無念の投了となりました。。

棋譜はこちら

結果は残念でしたが、脇田アマの健闘は
素晴らしい輝きを放ち、今後のご活躍に更なる期待が高まります。

また、個人的に応援しています
中澤沙耶女流初段は2回戦で加藤結李愛3級の前に敗退。。
本戦入りは叶いませんでした。。

今回の悔しさを糧として
8月19日に準決勝、決勝が行なわれます
第4回YAMADA女流チャレンジ杯で晴らして欲しいと
心より願っています。

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