辛い結末。。羽生九段、本戦出場ならず

朝日杯将棋オープン公式サイト
第13回二次予選トーナメント表

【 投了図・107手目▲7ニ飛 】

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本日行なわれました
第13回朝日杯将棋オープン・二次予選/決勝
注目の「羽生善治九段-屋敷伸之九段」の一戦は
上図107手までで、先手・屋敷九段が勝利。

棋譜中継はこちら

【 下図は52手目△8五歩 】

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午後2時より行なわれた1回戦で
若手精鋭の三枚堂達也七段を相手に同じく後手番で
「一手損角換わり」を投入し、見事な勝利を飾った
羽生九段は、本戦入りの懸った本局では飛車を振り
「四間飛車」に構えました。。

生粋の居飛車党・屋敷九段はもちろん居飛車で迎え撃ち
「銀冠穴熊」の堅陣を完成、一方、「銀冠」を完成させた
羽生九段は互いに十分駒が組み上がった、上図の局面で
自らの玉頭8筋から仕掛けを開始しますが。。

【 下図は77手目▲8ニ角 】

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「穴熊」の強度にものをいわせて後手の猛攻を耐え忍んだ
屋敷九段は機をみて反撃に転じると、分厚い攻めで畳み掛け
力強く、攻防の主導権を引き寄せます。。

【 投了図・107手目▲7ニ飛 】

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屋敷九段の猛攻は最後まで途切れることなく
上図の局面で羽生九段は無念の投了を告げました。

終局時刻は午後8時51分。
この瞬間、屋敷九段の決勝トーナメント進出が決定。
一方、敗れた羽生九段は今期のタイトル獲得に続き
棋戦優勝の可能性も消滅。。辛い結果となりました。

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