果たして流れを掴むのは。。

竜王戦/第2局・一日目「豊島名人、強く攻勢へ。。広瀬竜王が封じ手」

【 一日目終了図・54手目△6五歩 】

2019y10m23d_215033083

本日、京都にて行なわれました
注目の第32期竜王戦7番勝負/第2局・一日目は
上図54手目の局面で、広瀬竜王が次の手を封じて
明日の二日目へと指し掛けになりました。。

竜王戦/第2局の棋譜中継はこちら

戦型は「相掛かり」
二度の角交換を誘った豊島名人が機敏に手持ちの角を
飛車先に投入し、そのラインをこじ開けに出た局面で
果たして、封じられた広瀬竜王の「封じ手」は何か。。

先手はもちろん同歩とは取り込めず
三度、角を合わせる▲8八角はいかにも味が薄そう。。
となると争点に飛車を合わせる▲6九飛が本命の一手で
打ちどころである▲4六角、遊び駒を活用する▲7七桂も
実戦的で面白そう。。

積極的に攻めに転じた分だけ後手良さ気に感じますが
まだまだ形勢は互角の範囲内で、受けに回る展開はむしろ
広瀬竜王が力を発揮しやすい流れのようにも感じます。。

明日は決着の二日目。
両者の読みと構想が試される開始直後から目が離せません。

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