新年度も進化を応援!

今日から新年度がスタート。
日曜日ということで、実質的には明日からですが
決算月であります3月を通過し、気持ちも新たに
また一年頑張ろうと、身が引き締まります。

今泉四段2017年度成績一覧

水面下(?)ではいろいろと変更・更新しています当サイトですが
本日は個人的にずっと応援している今泉健司四段の2017年度成績を
とりあえずですが更新しました(戦型や棋譜も随時追加していきます)。

今泉四段はプロになって前期で3シーズン目。
年々、棋譜が洗練され鋭さが増して行くのを感じています。

実は最近、今泉四段が待望の初参戦を果たした
順位戦の棋譜をあらためて並べて勉強しているのですが
後手番の中飛車で快勝を飾った1回戦の石井健太郎四段戦から
もうすでに気持ちがいいというのか、スッと手に馴染みます。

いつも言っていることなのですが
今泉四段はプロ入りまでに長い長い年月を要しましたが
もともと強い三段でした。その強さは何かと言えば終盤の強さ。

もしも戦型の流行廃りに勝ち負けが左右される棋士だったら
間違いなくプロには成れなかったでしょうし、夢を掴み損ねた原因が
将棋ではなく、自分自身の弱さや甘さにあると自覚していたからこそ
今泉四段は最後の最後まで夢を諦めず、また周りの声にも耳を傾け
人生と向かい合えたのではないかと、個人的には思います。

ただ、力戦上等の終盤型は魅力的ではありますが
現代の将棋界は序盤の駒組みで勝負が決まるとさえ言われるほどに
研ぎ澄まされた研究将棋が当たり前の時代。基本的には角を換えずに
押さえ込みを図る旧来の振り飛車党・今泉四段にとっては世知辛く
窮屈にも感じる世界にも思われましたが。。

しかし、この3年で今泉四段は立ち止まることなく進化を続けます。
相手が居飛車党の時は「中飛車」、振り飛車党相手には「居飛車」と
あまりにも分かりやすい戦型選択も当初は「相手に読まれやすい」と
心配するファンの声も多く聞かれましたが、もはや戦型選択の狭さが
逆に今泉四段の武器になっているとさえ感じるほどに。。

長くなりましたので、今回はこの当りで。。

人柄だけでなく、個人的には棋風もしっくり来る今泉四段を
今期もしっかり応援しつつ、棋譜を並べて勉強させていただきます。
プロ4シーズン目も前進あるのみ!頑張れ!今泉四段!

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