揃い踏みでともに白星。。藤井四段は青流戦ベスト8進出

「急所で圧勝。。羽生棋聖、棋聖10連覇達成!」

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本日、決着をみました
注目の第88期棋聖戦5番勝負/第4局は
127手までで、先手・羽生善治棋戦が勝利。

棋譜中継はこちら

防衛に王手をかけた大一番の戦型は「横歩取り」。
序盤から作戦が功を奏しペースを掴んだ羽生棋聖が
関西の新若大将・斎藤慎太郎七段につけ入る隙を与えず
最後まで主導権を握ったまま押し切り、圧勝。。

この結果、今シリーズの対戦成績を3勝1敗とした
羽生棋聖の棋聖位10連覇が達成されました。

【 投了図・130手目△3八金打 】

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さて、本日は神童・藤井聡太四段も公式戦に登場。
若手棋士の登竜門・第7期加古川青流戦の3回戦を
関西将棋会館にて、今期三度目の顔合わせとなる
都成竜馬四段と対戦しました。

結果は
上図130手までで、後手・藤井四段が勝利。
都成四段を三度退け、ベスト8進出を決めました。

棋譜はこちら

【 下図は31手目▲5四飛 】

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いつまでも引き立て役に甘んじてはいられない
都成四段は気合も十分に「先手中飛車」を採用。
藤井四段は普段通りに居飛車で迎えつ展開に。。

【 投了図・130手目△3八金打 】

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終盤戦はかなり際どく
一時は都成四段優勢かとも思われましたが、しかし
藤井四段は冷静な読みと大局感で土俵際からうっちゃり。。
最後は自慢の豪腕が炸裂し、上図の局面をみて都成四段
無念の投了となりました。。

デビューからの連勝記録が「29」でストップしてから
藤井四段はこれで公式戦2連勝と再び白星量産体制に。

対局もどんどん点灯し
次戦は7月21日(金)に行なわれます
第2回YAMADAチャレンジ杯/準決勝に登場。
竜王戦こそ残念ながら敗退となりましたが、他の棋戦では
優勝への期待がどんどん膨らみます。

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