渡辺明竜王の告発に端を発した未曾有の大事件
三浦弘行九段の「将棋ソフト不正疑惑」に関して
将棋連盟が委託した但木敬一弁護士を委員長とする
第三者調査委員会が本日、午後3時より会見を開き
「三浦九段の不正を疑うに足る証拠は無かった」と
調査結果を発表。
同時に疑惑の根拠とされた対局中のスマホの使用
対局中の離席、そしてソフトと指し手の一致率も全て
「疑惑の推定は出来ない」と結論付けました。
第三者委員会が公表した報告書の概要によると、三浦九段が対局中に将棋ソフトを使用したとする疑惑の根拠として指摘された点は、いずれも証拠価値が乏しいもので、不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はないと判断。一方、連盟の出場停止処分の妥当性については、「疑惑が解消されないという非常事態における措置として、規律権限の範囲内にあり、当時の判断としてはやむを得なかった」とした。
委員会は「将棋連盟は、三浦九段を正当に遇し、その実力をいかんなく発揮できるよう、諸環境を整え、一刻も早く将棋界を正常化されるよう要望する」などと提言している。
会見で調査結果を発表し、報道陣の質問にも答えた
但木先生のコメントは明瞭かつ納得が行くものばかり
スッと胸に落ちる会見でした。
長年に渡り将棋界に貢献してきたトップ棋士を
証拠もなしに数人の棋士の判断だけで出場停止に追い込み
竜王挑戦と所得の機会を奪ったばかりか、メディアを通じて
三浦九段の棋士としての功績と奥様も含めた三浦九段の人格
社会人としての地位や名誉をめちゃくちゃに踏みにじった
異常な事件は、当たり前にして最悪の結末に向かいそう。。
三浦九段の名誉の回復を願わずにはいられませんが
もはや取り返しのつかないことをしてしまった将棋連盟と
告発者の渡辺竜王には、極めて厳しい処罰が求められます。