本日の将棋界では第74期順位戦のうち
最高峰・A級の7回戦一局とC級2組/9回戦の一日目が
東京と大阪に分かれて行われています。
【 84手目△7三と金 】
名人挑戦権争いに生き残りを賭けた
「佐藤康光九段-屋敷伸之九段」の一戦は終盤戦突入となるも
形勢はいまだ混沌。さすがの熱戦、ねじり合いとなりました。。
一方、C級2組の方では
青森県は弘前市が生んだ光速戦士・阿部光瑠六段が登場。
遠山雄亮五段を相手に、先手で「横歩取り」の進行となるも
なぜか横歩は取らずに角交換を敢行する驚愕の作戦を披露。。
【 投了図・48手目△8七角 】
そのまま大乱戦へと突入し
結果、上図48手までで阿部六段は敗れました。。
デビュー当初から
明らかに人とは違った感性と呼吸を際立たせ
密かな注目を集め続ける阿部六段。
本局は不発に終わった「新しい光速流」ですが
不思議と心に引っかかり、次の対局が気になってしょうがない
阿部六段らしい、敗戦となりました。