【 投了図・133手目▲6ニ歩成 】
本日、関西将棋会館にて2週間ぶりの公式戦となる
第44期棋王戦の予選/4回戦を大石直嗣七段と戦った
注目の神童・藤井聡太六段。
結果は
上図133手までで、見事勝利をおさめました。
【 下図は59手目▲7七桂 】
戦型は大石七段が「角交換振り飛車」を投入。
早々と角交換を成立さぜてから、「向かい飛車」に構えました。
一方、例によって居飛車の藤井六段は玉が居を構える7筋の位を取ると
駒を盛り上げ、迫力ある厚みを築き後手陣を押さえ込みます。。
【 投了図・133手目▲6ニ歩成 】
長い長い駒組みの後
飛車交換を合図にいざ、開戦となると大石七段も反撃し
激しい攻防が展開されますが、徐々に藤井六段が押し込み
最後は後手玉を文字通りに包み込んで寄せ上げ、上図の局面で
大石七段を投了に追い込みました。
これで藤井六段は新年度開幕から無傷の3連勝。
今期も超特大の活躍を予感させつつ、軽快に白星を詰み上げます。