【 投了図・145手目▲7三歩成 】
本日の将棋界には神童・藤井六段が登場。
第44期棋王戦の予選/3回戦を古森悠太四段と対戦し
結果は上図145手までで、見事勝利を飾りました。
【 下図は13手目▲3三角成 】
今年2月に同じ手番で初手合いを行なった両者は
今回もその時同様に、後手番で「四間飛車」を投入した古森四段が
自らは交換せずに3三の地点に角を上げて、先手からの角交換を誘い
飛び込んで来た角を桂馬で払う、趣向を凝らした戦型となりました。
【 下図は109手目▲8四歩 】
中盤以降は長い長いねじり合いが続き、見応え十分の熱戦となりましたが
古森四段の寄せを凌いだ藤井六段が上図で鋭く、後手玉の頭上から逆襲に転じると
そのまま神童の豪腕が唸りを上げて盤上を支配し、粘る古森四段を力でねじ伏せる
さすがの強さで新シーズンの開幕戦白星スタートを決めました。