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第７６期Ｃ級２組順位戦対戦表
【 投了図・１１４手目△５七龍 】
本日行なわれました
第７６期順位戦のうち、Ｃ級２組/９回戦の注目カード
「藤井聡太四段－梶浦宏考四段」は、上図１１４手までで
後手・藤井四段が勝利。
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【 下図は６４手目△９九角成 】
戦型は「相掛かり」。
現代「相掛かり」の主流である「引き飛車棒銀」を投入した
梶浦四段は攻撃の銀を５筋に構え、先手らしく積極的に仕掛けますが
上図で藤井四段は抜け目なく、角を敵陣に成り込みポイントを稼ぎます。。
【 投了図・１１４手目△５七龍 】
形勢リードで迎えた終盤戦、藤井四段は自慢の腕力を容赦なく発揮。。
攻守に渡り最善を尽くして必死に粘る梶浦四段が築いた先手陣の要塞を
正確無比に切り崩し、上図の局面をみて梶浦四段はついに力尽き果て
無念の投了を告げました。。
終局時刻は午後１１時５分。
この結果、藤井四段は順位戦開幕から無傷の９連勝を飾り
Ｃ級２組を一期抜け、来期のＣ級１組昇級と五段昇段を決めました。
