あうんの思惑。。

第57期王位戦/第1局・一日目「呼吸を合わせて、じっくりと」

【 一日目終了図・38手目△8一飛 】

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本日、愛知県は犬山市にて開幕の時を迎えました
将棋界「夏の風物詩」第57期王位戦7番勝負/第1局は
上図38手目の局面で、羽生王位が次の手を封じて
一日目が終了。明日へ指し掛けとなりました。

戦型は「横歩取り」。

木村八段と言えば
時代の波に乗り白星を量産した「一手損角換わり」と
「将棋世界」誌に講座を連載し好評を博した「矢倉」が
即座に連想されますが、今シリーズの大事な開幕戦では
研究将棋の代名詞「横歩取り」を敢えて採用。。

今期低迷を続ける大きな要因ともなっている
「横歩取り」を羽生王位が指向するであろうことは
これまでの歴史をみてもある程度は予想ができますが
木村八段も将棋界最前線の流れを避けては通れないという
強い意志と意欲を感じさせます。

さて、羽生王位の「封じ手」は何か?

「横歩取り」激しい戦型ではありますが
そうは言っても21手目までは定跡が確立しており
これだけ多く対局で採用される現状では、その後の展開も
ある程度はどこかで見たことあるような模様が再現されます。。

一目では
▲3三角成~△同桂~▲2三角の筋が思い浮かびますが
その前に、先手はもう一つ二つ味をつけるか力を溜めたいところ。

と、いうことで後手が飛車を引いたことによって生じた
▲7五歩~△同歩~▲7四歩の狙いがより実戦的でしょうか。。
木村八段は▲7五歩と指された次の手が腕の見せ所。。

ちなみに立会人を務める
名伯楽・石田和雄九段も封じ手は▲7五歩と予想されています。

もう一つの候補手は▲1七桂。
「横歩取り」の主役である桂馬を跳躍させるには
手番を握ったこの局面が好機であることに間違いありません。。

いずれにしても、現局面は先手の方が指しやすそう。。
二日目は今期は終盤に乱れる姿も度々みられる羽生王位の
構想と見解に大きな注目が集まります。。

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