本日は快晴で蒸し暑い一日。
久しぶりに夏の熱気を感じました。
チリの初優勝で幕を閉じた今年のコパ・アメリカ。
2014ワールドカップに続き準優勝に終わったアルゼンチンは
今大会で主将をつとめたレオネル・メッシが批判の的に。。
そのメッシをブラジル代表のネイマールが擁護。
ネイマール自身はコパ・アメリカのグループリーグで
試合終了後にコロンビアの選手の背中にボールをぶつけて
その後4試合出場停止となりました。。
いまだ物議を醸しているメッシのごっつい入れ墨も
ネイマールの影響と噂されるほど、仲が良いといわれる両雄。
バルセロナでは新しいシーズンでもスアレスを含めた史上最強の
”Tridente(三本の槍)”としてゴールを量産して欲しいところ。
個人的に思うのは
もうこれからはネイマールの時代かなと。。
ネイマールがダメ押しゴールを決めた直後に試合終了となった
チャンピオンズリーグ/決勝などはその象徴に感じられます。。
すでにバルサの戦術の中心はネイマール。
左サイドでネイマールがボールを受けるところから
バルサの組み立てが始まると言っても過言ではありません。
とりわけスアレスが加入して戦術がフィットし始めた
年明けからの絶好調ぶりは本当に凄かった!
チャンピオンズリーグの決勝トーナメントは
7試合で7得点。バイエルンとの準決勝は2試合で3得点。
試合にケリをつけるゴールが多く、圧倒的な輝きを放ちました。
一方、ネイマールとは逆側の右サイドを主戦場とする
メッシはもはや戦術を越えた存在。。
バイエルンとの準決勝1stレグでの2得点1アシスト
特に「漫画の様だ」と絶賛されたインに切り込むと見せかけて
直角に切り返し、ボアテングをひっくり返して決めたゴールは
前季のハイライトの一つ。
さらに国王杯/決勝でみせた4人抜きからのゴールなど
歴史に残るスペシャルな得点シーンも相変わらず多いものの
基本的にはゲームの流れそのものには積極的関わるのではなく
息を潜めて自分が仕掛けるタイミングを計って印象があります。。
スパープレーも毎試合披露されるわけではなく
見せ場無く試合終了を迎えることもしばしば。。
それでも前季の成績は
リーグ戦全38試合に出場し43得点18アシスト。
文句なしのリーグMVPであり、よほどのことが無い限りは
バロンドールもメッシが受賞することになるでしょう。。
こうしてバルサでの成績を眺めると
確かに代表での働きには少し物足りなさを感じるのも事実。
ブラジルワールドカップの時もそうでしたが
今回のコパ・アメリカでもバルサの時ほど得点をあげられない
さらに言えば、大事な局面、決めて欲しいところで不発に終わり
そこがもどかしく、批判の対象となるところでもあります。
しかし、メッシは本物のFWでありストライカー。
むしろバルサでの成績が突出し過ぎているともいえるので
批判には同情する気持ちもなきにしもあらず。
本人も最近、色気をみせている
中盤に下がってパッサーにモデルチェンジをすれば
相当のアシストを稼ぐのは目にみえているので、近い将来
ポジションを一段下げる日が来るのかも。。
そうなればある意味で得点よりも
チームへの貢献が目に見え、結果も残るので
それはそれで楽しみでもあります。